令和7年度 公立高等学校入学者定員の増減について

　岐阜県教育委員会は2024年10月25日、2025年度（令和7年度）公立高等学校入学定員および独自検査を含む選抜募集人員一覧を公表した。全日制課程の入学定員は、県立が1万2,445人、市立が440人。前年度から236人減となる。 【画像】令和7年度 公立高等学校入学定員および独自検査を含む選抜募集人員一覧＜県立全日制＞

　2025年度の全日制課程の入学定員は、県立1万2,445人、市立440人の計1万2,885人。県立高校で前年度より236人減となる。おもな学校の入学定員は、岐阜（普通）360人、加納（普通）280人、大垣北（普通）320人、大垣東（理数）40人、関（普通）280人、多治見北（普通）240人、恵那（理数）80人など。

　入学定員が減となる学校をみると、岐阜北（普通）、各務原西（普通）、大垣西（普通）、大垣商業（ビジネス）が各40人減。中津商業（ビジネス）15人・（ビジネス情報）5人減。岐南工業は自動車工学科を除く5学科で計40人減、高山工業は全4学科あわせて16人減となる。なお、学校全体として定員増減はないが、加茂が学科改編を実施。従来の普通科・理数科を廃し、新たに文理探究として280人募集する。

　学科などの専門領域における実技能力や部活動などの実績を特に重視して選抜する「独自検査」の実施有無は各高校（学科・群）で決定。面接、小論文、実技検査、自己表現の中から実施校が指定する検査を行う。独自検査を含む選抜募集人員は、全日制県立が1,655人、市立132人、計1,787人。

　各学校・学科の独自検査を含む選抜募集人員は、岐阜工業（航空・機械工学科群）区分Iが22人・区分IIが11人、岐阜工業（電気・電子工学科群）（建設・デザイン工学科群）（化学・設備工学科群）がそれぞれ区分I 14人・区分II 7人。長良（普通）18人、大垣東（普通）5人、大垣南（普通）区分I 7人・区分II 3人など。

　岐阜県教育委員会Webサイトでは「入学定員および独自検査を含む選抜募集人員一覧」を確認できるほか、県外募集の実施校・募集分野についても同日付けで情報を掲載している。

　2025年度岐阜県立高等学校入学者選抜における第一次選抜等の日程は、出願期間が2025年2月7日から13日正午まで、出願変更期間が2月14日から18日正午まで。検査日は3月5日（一部の高校では3月6日にも実施）、追検査日は3月11日（一部の高校では3月12日にも実施）。合格発表および第二次選抜募集人員の発表は3月14日に行われる。