侍ジャパン強化試合、2番手の阪神・才木浩人が3イニング無安打無失点7奪三振で完璧日の丸デビュー
◇９日 「ラグザス ｐｒｅｓｅｎｔｓ 第３回 プレミア１２」 強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ２０２４ 日本―チェコ」（バンテリンドームナゴヤ） ２番手で登板した才木浩人（阪神）が完璧な投球で日の丸デビューを果たした。同点の４回からマウンドに立つと最速１５３キロの直球と変化球のコンビネーションで圧倒した。 先頭のプロコップを三ゴロに仕留めると、ムジークを１５１キロの直球で空振り三振に。そこから５回の先頭まで３者連続三振を奪った。さらに高橋宏から２安打を放っていた先頭メンシクに対しても１５０キロの直球で見逃し三振に。フォーク、カーブもしっかりコントロールし、３イニングを無安打無失点、７奪三振とチェコ打線を封じた。 １０月１２日に行われたクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファーストステージのＤｅＮＡ戦（甲子園）に先発して以来約１カ月ぶりの実戦マウンド。「対打者に投げるのがすごい久しぶりなのでそこの調整というか感覚を確かめて本戦にしっかりつなげられるような試合になれば良い」。試合前に語っていたもくろみ通りのピッチング。本番に向けて死角はない。
中日スポーツ
