「おめでとうと言いたい」鹿島のポポヴィッチ監督が古巣・町田を称賛。ルヴァン杯の対戦では、一戦必勝の精神!
前回対戦で町田に敗れるも「リベンジと考える必要はまったくない」
鹿島アントラーズは5月22日に、ルヴァンカップ1stラウンド3回戦でFC町田ゼルビアと敵地で対戦する。 【PHOTO】YBCルヴァンカップ歴代優勝クラブを一挙振り返り!(1992~2023) 鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督にとって、町田は2020年~22年まで指揮を執った古巣でもある。 オンラインで前日会見を行なったポポヴィッチ監督は、町田時代に「ベンチ入りするメンバーも、J1で戦える質を持った選手でなければ昇格するのは簡単じゃない」と言い続けてきたという。 昨季のJ2を制し、J1初挑戦の今季は15節終了時点で首位を走る現在の町田に関しては、「ステージが変わっても質が落ちない」とし、「自分たちのサッカーに合った選手、そしてクオリティのある選手を揃えた」とコメント。 続けて、「J2でしっかりと自分たちのやるべきことを落とし込みながら、J1に向けてチーム作りをしてきた。だからこそ今、J1で結果が出せている。そのことは本当におめでとうと言いたい」と称賛した。 鹿島は今季、町田にJ1第3節の対戦時に0-1で敗れている。リベンジの気持ちを聞かれた指揮官は「まったくない」として、こう述べた。 「いかにうちが次に進むかが一番大事だと思っています。どの試合でも同じですけれど、いかに目先の試合に勝っていくか。そこにフォーカスしているので、リベンジと考える必要はまったくない」 一戦必勝の精神で、古巣撃破に意気込んだ。 構成●サッカーダイジェスト編集部