写真：クラウド Watch

　株式会社シイエヌエスは6日、Oracle Cloud Infrastructure（OCI）上で提供するMySQL Databaseのクラウドサービスの導入支援を目的に、「U-Way Lite OCI DB Model」を拡張し、MySQLに対応した新サービスを1月に提供開始すると発表した。 　シイエヌエスでは、OCIの環境を短納期・低コストで構築して提供する「U-Way Lite OCI Base Model」を2023年7月に提供開始し、さらに多岐にわたるOCIへの移行を支援するため、2024年3月には第二弾のパッケージとして、OCI上にOracle Base Database Service（BaseDB）を短納期・低コストで構築して提供する「U-Way Lite OCI DB Model」を提供開始した。 　OCIの設計や構築などの支援、OCI DB Modelを提供する中で、顧客の中には、既にオープンソースデータベースであるMySQLを使用しており、OCI上への移行を検討している、BaseDBよりも運用コストを抑え、手軽にデータベースを利用したいと考えているケースが多くあったと説明。こうした状況を受け、MySQL Database Serviceを含めた環境を提供できるよう、U-Way Lite OCI DB Modelの拡張対応を行うとしている。 　サービスは、シイエヌエスの標準設計を基にMySQL Database Serviceを自動構築し、OCI上でMySQL Databaseが利用可能な環境を顧客に提供する。OCI環境利用の基盤となる、IaaSを中心とした構成をパッケージ化したOCI Base Modelとの組み合わせにより、提供後すぐに顧客の環境から、OCI環境やMySQL Databaseに接続できる。 　サービスの価格は50万円（税別）。