ヒマラヤと血を分けたタフなロードスター ロイヤルエンフィールド「ゲリラ450」試乗インプレッション
ロイヤルエンフィールド ゲリラ450
主要諸元■ホイールベース1440mm シート高780mm 車重185kg(燃料90%)■水冷4スト単気筒DOHC4バルブ 452cc ボア×ストローク84×81.5mm 圧縮比11.5対1 40.02ps/8000rpm 4.08kg-m/5500rpm 変速機6速リターン 燃料タンク容量11L■ブレーキ形式(前・後)φ310mmシングルディスク×2ピストンキャリパー・φ270mmシングルディスク×1ピストンキャリパー■タイヤF=120/70 R17 R=160/60 R17 ──ゲリラ450は、新規カスタマーを獲得するためのロードスターとして誕生。開発においてはバイク業界や若い世代の市場調査はもちろん、ファッショントレンドも研究したという。ヒマラヤのタフさにカジュアルさをプラスしたネイキッドは、様々なバイクライフに応えてくれるはず。
3種類のグレードをラインナップカラーは’70-80年代からインスピレーションを得た5色
ゲリラ450は「アナログ」「ダッシュ」「フラッシュ」の3グレードを用意。アナログは針式メーターを採用し、カラーはスモークシルバーとプラヤブラック。ダッシュはTFTメーターを採用し、カラーはゴールドディップとプラヤブラック。フラッシュはTFTメーターを含めた多くの装備を採用し、カラーはイエローリボンとブラバブルーを展開する。そのカラーはかなり斬新! 日本導入は2025年の予定だ。 【ヒマラヤと同じ、452ccのシェルパエンジンを搭載!】 スロットルを開けた際、気持ちの良いパワー&トルク感を伝えてくれる単気筒エンジン。3000rpm付近でレスポンスの軽くなる領域があり、これはヒマラヤにはなかった味付け。あえて元気な感じに仕上げて機敏な印象を強めた。 【インド&イギリスから多くの開発陣が参加】 プレゼンテーションは車両設計責任者のマーク・ウェルズさんがMC。エンジン、車体、燃調などの担当者に質問しながら進行した。ちなみに燃調の担当は日本人の山本さん。様々な国のスタッフがイギリスとインドのテクニカルセンターで開発を進める。