雇われサラリーマンが不労所得を手にしたら富裕層の仲間入りをした話
無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。雇用義務は65歳までなので、2つ目の稼ぎ口がない人は下層老人まっしぐら。株や為替の乱高下で新NISAも怖い。そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から稼ぎ口のタネを見つけて、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』で、月10万円以上の副収入を誰でも得られるメソッドを公開しています。6000名を超える受講者を成功に導いた新しい働き方を手に入れましょう! ● 4年で手取りが3倍に増えた! 今でこそ私は「やりたいこと」しかやってませんが、会社員だった当時は毎日が苦痛でした。あなたはどうでしょうか。毎日の生活は心の底から楽しいですか? 以下の1つでも、ひっかかることがあれば、本稿が役に立つはずです。 ・毎朝、満員電車でもみくちゃにされている ・嫌な上司と、毎日顔をつきあわせている ・パワハラやカスハラで胃が痛くなる ・今の仕事はやらされ仕事である(やりたい仕事ではない) ・手取りが増えず、お金が貯まらない 人生に絶望した40代男性のサラリーマンがいました。上司のパワハラでうつ病を発症し、病気休職に追い込まれたのです。将来が心配で睡眠薬なしでは眠れなくなりました。しまいにはストレスで妻や子どもたちに八つ当たりする始末……。 ところが彼の人生は、4年で180度激変しました。 手取りは300万円台でしたが、今は3倍超の1130万円を手にしています。自信を取り戻し、うつ病も完治。本業でも昇進しました。いったい何が起きたのでしょうか。 ● 手取りが4年で3倍超になったカラクリ 収入が3倍超になったきっかけは、「不労所得」でした。 不労所得で思い浮かぶのは、家賃収入や印税、配当金ですが、いずれも不労所得ではありません。なぜなら、収益化する前に時間と労力がかかっているからです。真に不労所得と呼べるのは「通貨発行権」「利権」「節税」「補助金」くらいなもの。このうち、私たちが入手できるのは2つだけ。「節税」「補助金」こそが、「不労所得」の正体だったのです。 どうすれば「節税」「補助金」が手に入るのか。方法は1つ。自分や家族を法人化することのみです。 芸能人やスポーツ選手などを思い浮かべてください。最初は大きな事務所に所属しても、いずれ自分や家族を法人化して、小さな事務所を構えます。なぜならそのほうが圧倒的に節税できるし、搾取されないからです。 有名人は別格だと思われたなら、それは勘違いです。その証拠に、あなたは給料をもらっていませんか。企業も役所も慈善団体ではないので、あなたが生み出す価値よりも多くの給料を払うなんて、絶対にありえません。 3年以上仕事をしてきた人なら、給料の3倍以上の価値を生み出していると思ってください。残りの3分の2は、資本家や経営者、国や自治体(税金や社会保険料)が抜き取っています。法人化して自分でやれば今の3倍は稼げるのに、なんともったいないことか……。 だからといって、いきなり起業・独立するのは危険です。できるだけ長く、本業と両立しましょう。すると相乗効果が生まれて一石二鳥です。 先ほどの彼は奮起して、国連英検特A級・通訳案内士・国内旅行業務取扱責任者などの資格に加え、宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・FP2級を取得しました。夫婦で協力しながら、「地元人おすすめ!鹿児島観光ガイド!」という観光ブログを日本語と各国語で書いて、閲覧数で鹿児島県1位にまで育てあげました。さらに、ブログを訪れた日本人や外国人のために、レンタルキャンピングカーの副業もスタートし、民泊用の一軒家まで調達しました。その他、大家業や講師業なども手掛けています。 一昔前なら、夫婦二人で協力しても、ここまではできなかったでしょう。でも今はネット環境とAIの急速な進歩のおかげで、収益化のハードルが急激に下がりました。 ● すでに成功している先人のやり方を真似しよう やり方は簡単ですが、それよりも手順のほうがはるかに重要です。法人化は3時間と7万円あればできますが、予行演習から始めてください。 まず、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』で自分の価値観や関心事から「やりたいこと」を言語化します。次に、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』を参考に、「やりたいこと」を副業未満の「副業ごっこ」にしてみましょう。「副業ごっこ」なら副業禁止に違反しません。その後、軌道に乗ったら法人化します。自己流でやらずに、成功している人の真似をすることから始めましょう。 参考資料:こんな簡単に儲かっていいの? 富裕層は皆知っている「史上最強の不労所得」 **本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。
坂下 仁