毎月の「国民年金保険料」の支払いが厳しいです……。保険料を払わず、自分で「貯金」をするのではダメなのでしょうか?
年金の支払いが難しい場合
年金制度のメリットを享受するためには、保険料を納付しなければなりません。しかし、月々の生活が厳しく保険料納付が難しい時期もあるかもしれません。 所得が一定額以下の場合や一時的に働いていない場合などには、申請し承認を受けることで、国民年金保険料免除制度・納付猶予制度を利用することができます。日本年金機構によると、保険料の免除や納付猶予となった期間は、年金の受給資格期間にカウントしてもらえます。しかし、将来受け取れる年金額が減る点に注意しましょう。 なお、一時的に支払えず制度を利用した後、追納も可能です。
年金は老後のために支払おう
年金は、人によっては毎月納めることが難しいと感じる場合もあるでしょう。しかし、さまざまな理由から貯金ができず老後を迎えたとき、年金制度がなければ生活していけない可能性も考えられます。 年金を納めていれば、老後定期的に一定額を受け取れるため、ある程度の生活は守られるでしょう。年金制度は将来の自分への貯蓄と捉え、状況によっては免除制度や猶予制度なども活用しつつ、保険料の支払いをおこなっていきましょう。 出典 厚生労働省 教えて!公的年金制度 公的年金制度はどのような仕組みなの? 日本年金機構 国民年金保険料 日本年金機構 厚生年金保険の保険料 日本年金機構 国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部