【JD-STER第2戦レポート】ストリートE.T.は楽しんだモノ勝ち!
────────── プロオープンは300PS超のモンスター対決! クレイジー8はJD-STER理事同士の顔合わせに?! ────────── ■プロオープンクラス 改造はほぼ無制限! JD-STERドラッグレースの頂上対決として300PS超のモンスターを操るライダーたちが集うプロオープンクラスの決勝は、#8の前年同クラス・ランキング2位の田邊康彦選手と#60、今季からプロオープンにステップアップした矢嶋晴也選手による、ZX-14R同士の戦いとなった。軍配は田邊選手で今季2連勝! シリーズポイント争いでも他をリードする。 ■クレイジー8クラス オープントーナメントの予選上位8台がトーナメントで競うクレイジー8クラスの決勝は、一般社団法人JD-STERの代表理事を務めるレッドモーターの中村圭志選手と、同理事のクラスフォーエンジニアリング、横田千里選手による、稀有な理事対決となった。優勝は中村選手の手に。そもそもは中村選手の乗る#95・ZX-14Rの小山智大選手が急遽欠場したことでのピンチヒッターだったが、抜群の安定感で決勝に駒を進める様は圧巻。かつて開かれた全日本ドラッグレース選手権で7回の王座を獲得した腕は未だ鈍らず。「多くの方から代表理事が勝つなんて大人気ないよと叱られまして、反省しています(笑)」と、中村選手。でも、多くのエントラントに、その走りは刺激となったはずだ。 ■VSBアウトロークラス 80年代の空冷エンジン+スチールフレーム車で争うのがビンテージスーパーバイク(VSB)各クラスで、その頂点と言える何でもアリ! なのがアウトロークラスだ。第2戦も神田佳治選手+Z1-Rが開幕戦から2連勝。昨年の最終戦からの連勝も3に伸ばした。
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