龍聖の左ミドル（撮影・上岸卓史）

　KNOCK OUTの今年最後のビッグイベント「K.O CLIMAX 2024」（12月30日、神奈川・横浜武道館）で前KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖（Team KNOCK OUT）がISKA世界スーパーフェザー級（K-1ルール）王座決定戦でライアン・ガビオ（アルゼンチン）に判定勝ちを収め王座を獲得した。 　龍聖は今年6月のビッグマッチ「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」で久井大夢とKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座決定戦で対戦するも判定負け。これがプロ18戦目で初の敗戦だった。今回はそれ以来の約半年ぶりの再起戦だった。 　1R、ともにオーソドックスの構え。龍聖が左ミドル、右カーフ。圧をかけるガビオが龍聖にロープを背負わせて右ハイ。龍聖は左ミドル。ガビオが前に出てワンツー。龍聖は左ジャブから右ロー。ガビオも右ミドル、左ジャブ。龍聖が圧をかける。ガビオは左ジャブを返す。龍聖は左ミドル、前蹴り。龍聖は右カーフ、左前蹴り。龍聖は圧をかけてコンビネーションからの左ボディー。つかんでのヒザでガビオに口頭注意。龍聖は圧をかけて前蹴り。ガビオは詰めて左右のボディー。龍聖の左ボディーにガビオが右フックを合わせると龍聖がスリップダウン。

龍聖の右ストレートが炸裂（撮影・上岸卓史）

　2R、圧をかけるガビオ。蹴りをキャッチしたガビオに注意。龍聖は左ミドル。ガビオは圧をかけてボディー。龍聖は右フック、左ミドルを連打。ガビオのハイに龍聖はひやり。ガビオは圧をかけてパンチを連打。龍聖は下がりながらも左ジャブ、左ミドル、前蹴り。ガビオはもらってもすぐに返す。ガビオは鼻血。龍聖は左ジャブ、左ミドル。ガビオは右ストレート。龍聖は左ジャブ、左ロー。前に出るガビオに龍聖はコンビネーションから左ボディー。ガビオのハイはガード。龍聖は前蹴り。 　3R、ガビオが圧を強める。龍聖は左ジャブでけん制。龍聖はテンカオ。龍聖の前蹴りにガビオはワンツー。つかんでのヒザでガビオが注意を受ける。ガビオは右カーフ。龍聖はジャブ右ストレートから左ボディーブロー。龍聖は右ボディーストレート。龍聖は飛びヒザ。ガビオはボディーを効かされたか動きが鈍る。龍聖はジャブ前蹴り、左ボディー。詰めてボディーにヒザの龍聖。圧を強めたガビオのボディーに前蹴りの龍聖。