相模原が清水FW加藤拓己を期限付き移籍で獲得!今季は昨年負ったケガの影響もあり出場なし「2年半前に皆様に誓った約束を果たす」
SC相模原は27日、清水エスパルスからFW加藤拓己(25)が期限付き移籍で加入すると発表した。 加藤は茨城県出身であり、2022年に早稲田大学から清水入り。同年5月にSC相模原へ育成型期限付き移籍したが、同年10月に左ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負うと治療のため清水に復帰した。 しかし、昨年9月にはトレーニング内で同箇所を再負傷して、復帰まで10カ月を要する見込みに。そんな中で迎えた今シーズンは、公式戦出場がないまま終えていた。 来シーズンは相模原でプレーすることが決まった加藤は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆SC相模原 「SC相模原に関わるすべての皆さま。サガミスタの皆さま。再び緑黒のユニフォームに袖を通し戦うことを決断しました。この決断に至るまで迷いも沢山ありました」 「しかし22シーズン以降常に私を気にかけ必要としてくれた西谷社長・平野SD・鷲田部長の私への期待、クラブの在るべき姿へのプロセス・熱量を感じ全ての迷いを拭う事が出来ました」 「そしてそのチャレンジに少しでも力になりたいと思い決断しました。やる事はただ一つ。2年半前に皆様に誓った約束を果たす事の他ありません」 「共に夢をみましょう。共に夢に挑みましょう。共に夢を叶えましょう。そして最後は共に笑いましょう。皆さまのエナジー溢れる声援を背に戦える事を楽しみにしています。緑一色のスタジアムで会いましょう!」 ◆清水エスパルス 「エスパルスファミリーの皆様へ。移籍する運びとなりました。皆様の期待に応える事が出来ず申し訳ございません。この1年間一歩一歩自分なりに前に進んできたつもりです。でも皆様も分かる通り結果が出ませんでした」 「この世界ではどれだけ言葉で発しても、どれだけ練習をしても結果が出なければそれらは評価に値しない厳しい世界です。その厳しさを痛感した1 年間でした。どんな言葉をぶつけられても、どれだけ貶されようとも前を見て歯を食いしばって進んでこられたのは、日々背中を押して応援してくださる皆様がいたからです」 「最終節、最後まで名前を呼ばれることはなく、終了のホイッスルをベンチで聞いたあの時の悔しさは一生忘れる事はありません。あの日から悩み続けました。あの悔しさを2 度と味わわない為にはもっと選手として成長しなければなりません」 「再びエスパルスでプレーする為には結果で証明しなければいけません。ここまで私をサポートし理解を示してくれるエスパルスに感謝の気持ちを持っていってきます。ありがとうございました」
超WORLDサッカー!