第4世代となる新型「ベントレー・コンチネンタルGT」日本上陸 デリバリーは2025年から
ベントレーモーターズジャパンは2024年6月27日、新型「ベントレー・コンチネンタルGTスピード」および「コンチネンタルGTCスピード」の国内導入を発表。このうちコンチネンタルGTCスピードの実車を披露した。 【写真】新型ベントレー・コンチネンタルGTCスピードの外装・内装を見る(68枚) 海外で2024年6月25日(現地時間)にデビューした第4世代のベントレー・コンチネンタルGTが、早くも日本上陸を果たした。新型は第3世代モデル(現行型)のコンポーネントの68%を刷新し開発したという進化型で、「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」と呼ばれるプラグインハイブリッドパワートレインを搭載するのが最大のトピックである。 最高出力600PSの4リッターV8ツインターボエンジンをベースとするシステムの最高出力は782PSで、最大トルクは1000N・m。0-100km/h加速に要する時間は3.2秒で、非公式ながら335km/hの最高速を達成したとされる。 コンチネンタルGTとしての従来のイメージを踏襲しつつデザインもリファインされており、これまで“丸目4灯”だったヘッドランプは丸目の2灯へと変更。眉のような水平ラインを添えた新形状となった。リアまわり(バンパーやテールランプ、トランクリッド、テールパイプなど)についても一新されている。 至高のクラフトマンシップとラグジュアリーを提供するとうたわれる内装は、モダンファッションデザインからインスピレーションを得たというシートとドアのキルトパターンや、新デザインのキルト刺しゅうなどが特徴だ。 また、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応するインフォテインメントシステムのほか、さまざまなシステムのOTA(無線通信)アップデート機能や、携帯端末を介したリモート操作(充電の監視・操作、駐車および出庫、エアコンディショニング)など、現代的な機能・装備もセリングポイントとなっている。 今回の発表会では、英ベントレーモーターズのリージョナル・ディレクター・アジアパシフィックを務めるニコ・クールマン氏もあいさつに立ち、「ユーザーの関心は常に変化していくものであり、皆さまに『心地いい』『価値観が合っている』と思っていただけるものを提供すべく、われわれも進化する必要があります。その点、V8ハイブリッド化した新世代のコンチネンタルGTは、皆さまのニーズに合致するモデルであると考えています」などとコメントした。 新型コンチネンタルGTスピード/コンチネンタルGTCスピードの価格は以下のとおり。 ・コンチネンタルGTスピード:3930万3000円 ・コンチネンタルGTCスピード:4312万円 生産は2024年の第3四半期にスタートする予定で、日本市場へのデリバリーは、2025年の第1四半期に始まる見込みとなっている。 (webCG)
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