都大路へのラストチャンス!今週末は関東、北信越、中国、四国、全九州が開催 熾烈な地区代表に注目/地区高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた地区高校駅伝が今週末(11月16日、17日)に全国5ヵ所で行われる。 2024全国高校駅伝代表校一覧をチェック! 今年の全国大会(12月22日/京都)から、通例の都道府県代表に加え、5年に1回だった地区代表が男女ともに常設される。地区代表は、地区高校駅伝(地区大会)で都道府県大会1位を除いた最上位校。年末の都大路出場を懸けたラストチャンスとなる。 今週末開催の地区大会は関東、北信越、中国、四国、全九州。このうち、関東はレースこそ一緒に行うが、北関東(茨城、栃木、群馬、埼玉)と南関東(千葉、東京、神奈川、山梨)のそれぞれに地区代表がある。また、全九州も同様に北九州(福岡、佐賀、長崎、大分)と南九州(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)に地区代表が設けられている。 南関東の男子は、千葉2位・西武台千葉、同3位・市船橋、東京2位・駒大、同3位・國學院久我山、神奈川2位・川崎橘、同3位・東海大相模などが乱立し、終盤までもつれそうだ。 中国大会の女子は、昨年まで都大路の常連だった興譲館(岡山)と世羅(広島)が、県大会でそれぞれ2位に終わっており、たった1枚の全国切符を懸けて激戦が予想される。 北九州の女子は、自由ケ丘、北九州市立といった福岡勢を中心に地区代表争いを演じるだろう。南九州の男子は熊本2位・開新、宮崎2位・宮崎日大、鹿児島2位の鹿児島城西あたりで乱戦になるかもしれない。 また、佐久長聖(長野/男子)、仙台育英(宮城/男女)、八千代松陰(千葉/男子)、倉敷(岡山/男女)、神村学園(鹿児島/女子)など、すでに全国大会出場を決めたチームにも注目。都県大会以上のタイムを狙ってくるか。または選手を入れ替えて都大路登録メンバー入りの指標とするか。全国を見据えたチーム戦略が現われそうだ。 <今週の地区高校駅伝日程>※カッコ内は開催県 11月16日→関東(群馬)、全九州(宮崎) 11月17日→北信越(長野)、中国(岡山)、四国(香川)
月陸編集部