性加害問題 被害者救済委員会が「SMILE-UP.」に補償の現状を報告
日テレNEWS NNN
旧ジャニーズ事務所の性加害問題で、「SMILE-UP.」は、元裁判官らによる被害者救済委員会から、1年にわたる補償の現状について報告書を受けとったと明らかにしました。 被害者救済委員会は、去年9月に補償窓口を開設してからおよそ1年にわたる補償の現状について、SMILE-UP.に報告書を提出しました。 報告書によりますと、これまでにおよそ1000人から被害の申告がありましたが、このうちおよそ8割は、窓口開設から1か月ほどの間に申告されたもので、現在は、ひと月あたり10人以下にとどまっているということです。 救済委員会がこれまで補償内容を通知したのは524人、補償を行わないと連絡したのは212人で、現在、22人に対しヒアリングなどを進めているということです。 「SMILE-UP.」は、「1年の結果を踏まえても、性加害の手口や経緯などで新たな事実は確認されておりません」としたうえで、「最後のお一人まで、被害救済に全力を尽くして取り組んでまいります」としています。