11月1日から装着義務化されたバックカメラは一度味わったらもう手放せない! 1000円台から買える後付けカメラって大丈夫!?
■バックカメラを後付けするには
もし、愛車にバックカメラが付いていないなら、装着することを強くおススメしたい。もちろん、バックカメラ頼みになってはいけないが、サイドミラーやルームミラー、自分の目での後方確認では、どうしても死角が発生してしまう。 実際、筆者もバックカメラ&モニターを付けたクルマに普段乗っているが、駐車場からバックして出る時に、映る範囲が広く、後方左右から来るクルマや人を検知するセンサーも備わっているので、バックカメラが付いてないクルマにはもう乗れないかも……というほどの必需品になっている。特に車高の高いSUVには安心だ。 ではバックカメラ取付けにはいくらかかるのか?すでにナビが付いていてモニターがあるなら、バックカメラ単体で日本メーカー製なら1万~2万円、ハイグレードのものなら3万円以上、中国製などの海外製なら2000円~。 有線タイプは、安定した信号伝送が可能だが、当然配線工事が必要。無線タイプは、配線工事が不要だが、電波干渉の影響を受ける可能性があることを頭に入れておくことも必要。 バックカメラの取り付け費用はオートバックスが1万1000円~、イエローハットが1万2100円~。バックカメラと合わせればトータル費用は3万~4万円ほど。 もし、ナビもモニターが付いていない旧車の場合も、モニターとバックカメラをセットで取り付ければOK。バックカメラもそうだが、バックカメラとモニターのセット価格もまさにピンキリ。 アマゾンのベストセラー1位になっているJansite製4.3インチLCDモニター+バックカメラセットはなんと3460円だ。信頼性のある日本製か格安の海外製かは、個人の責任において選ぼう。 バックカメラの画素数は30万画素以上がおススメ。100万画素以上ならかなりの高解像だ。夜間や暗い場所に強いものを望むなら赤外線センサーカメラがおススメ。ただし、ヘッドライトなど強い光源が照らされると逆に見えにくくなる。 レンズに関しては視野角が狭く遠近感が自然な標準レンズのほうが車庫入れに適している。いっぽう、画面の歪みが大きく、視野角が広く、死角が少ない広角レンズは慣れが必要。 自信があるなら自分で取り付けたほうがコストも下げられるが、保安基準に関連しているので、業者に任せるほうが安心。それぞれの製品の特徴をしっかり把握してから装着しよう。