安全第一! 秋の自動車メンテナンス・チェックリスト6選
季節の変わり目は一般に、クルマのメンテナンスを行うには良い時期と言えます。 カー・メンテナンスには、自分でできるものと、専門家に任せるべきものがありますが、秋のチェックリストとして以下の内容を検討してみてください。
1. ワイパーの点検と交換
クルマのワイパーの品質は、気温変化に影響されやすく、時間とともに摩耗もしていきます。夏の暑さ、半乾きのフロントガラスで引きずられることによる摩擦、乾燥した空気などはすべて、ワイパーに亀裂や裂け目を発生させる原因となります。 ワイパーのゴム部分に損傷が見られたり、ゴムがワイパーのアームから剥がれはじめたりしている場合は、交換時です。
2. 冷却水量の確認
最近、エンジンの冷却水量を確認していないのなら、確認しましょう。 キャップには、熱い状態でキャップを取り外さないように、という警告が記されている場合もあります。 冷却水が足りない場合は、補充しましょう。冷却水は、水の凝固点よりも低い温度で、液体の状態を保つ必要がありますので、お住まいの地域の気候に適した不凍液を混ぜることをおすすめします。
3. ウォッシャー液の点検
フロントガラスやリアガラス用のウォッシャー液は、必要のないときにはつい忘れがちですが、いざ必要なときにないと、とても危険です。寒い時期には、凍結防止剤入りのウォッシャー液を使って、走行中の雪や氷を取り除くこともできます。 タンクの場所は、ボンネットの下にあるキャップを探してみてください(フロントガラスに水滴がついている絵が描かれたキャップです)。
4. エアフィルターの交換
花粉、ほこり、煙などを捕えるキャビンエアフィルター(エアコンフィルター)は、暑い季節に大活躍してくれます。秋は、それを交換する良い時期です。 ほとんどのクルマでは、助手席側のグローブボックスの奥にキャビンエアフィルターが設置されています。 自分のクルマに合ったフィルターと、取り付け方法を判断するには、クルマのメーカーとモデル、年式を調べる必要があります。