11月26日は語呂合わせで「いい風呂の日」です。 西海市の長崎バイオパークでは、冬の寒さを乗り切ってもらおうと、動物たちの露天風呂が始まりました。 KTNアナウンサー 「きょうは朝から雨が降っていて、寒い一日となりました。そんな時は、人もカピバラもあたたかいお風呂に入りたいですよね」 長崎バイオパークでは冬の風物詩となっている、すっかりおなじみの光景。2024年で16回目となる「カピバラ露天風呂」がお目見えしました。 群れのボス、8歳のプルーンくんなど4頭が、湯に打たれて温まったり、湯船の中で気持ちよさそうにしていました。 カピバラはあたたかい中南米に生息する大型のネズミの仲間で、日本の冬の寒さに耐えられるようにと露天風呂が作られました。 この日のお湯の温度は38℃程度に設定。 長崎バイオパークによりますと、毎年11月26日の「いい風呂の日」にあわせて作られている露天風呂ですが、2024年は例年より寒く、カピバラも長くお風呂を楽しんでいるということです。 川棚町から来た人は 「気持ち良さそうなので、みんなあたたかくて気持ちいんだと思う。みんなとてもいい表情で冬が来たなと」 三重県から来た人は 「あたたかいので、ゆっくり見られた。自分もお風呂に一緒に入りたいなと思います」 長崎バイオパークでは　カピバラのほか、カバのための露天風呂も用意されていて、のんびりとくつろぐ姿が見られました。 動物たちの露天風呂は2025年2月28日までで、冬至には長崎特産のざぼんを浮かべた「ざぼん湯」も予定されています。