航空自衛官が趣味の陶器制作に腕ふるい14万円分を販売 匿名の通報で発覚し戒告処分「利益出ていない」と釈明
航空自衛隊那覇基地の第9航空団に所属する50代の自衛官が、自ら制作した陶器を店舗や陶器市で販売して約14万円を売り上げ、戒告の懲戒処分を受けたことが分かりました。自衛隊法では、隊員が私企業に関与することを禁じています。 【写真を見る】航空自衛官が趣味の陶器制作に腕ふるい14万円分を販売 匿名の通報で発覚し戒告処分「利益出ていない」と釈明 那覇基地によりますと、戒告処分となったのは第9航空団整備補給群修理隊に所属する50代の空曹長です。 おととし11月に匿名の情報提供があり、那覇基地が空曹長に確認したところ、販売行為を認めたということです。 この空曹長は、2021年10月ごろから1年あまりにわたり、自ら制作した1点数百円から2500円までの陶器を知人が経営する店舗で販売したほか、陶器市などに自ら出店して約14万円を売り上げていました。 空曹長は調べに対し、「知人に勧められたことが販売のきっかけだった」と話したほか、「材料代などがかかり、ほとんど利益は出ていない」と釈明したということです。
琉球放送