iPhone 16シリーズ、日本価格は据え置き。型落ちのiPhone 15は1万2千円の値下げ【ＭＭ総研調べ】
ＭＭ総研は、「世界のiPhone販売価格調査（2024年9月）」を実施した。世界39の国・地域を対象に、9月20日に発売開始されるiPhone 16シリーズのアップルオンラインストアでの価格を比較分析している。
iPhone 16、日本は124,800円で世界で3番目に安い国
iPhone 16シリーズの日本での販売価格は、iPhone 16が124,800円、iPhone 16 Plusが154,800円、iPhone 16 Proが204,800円、iPhone 16 Pro Maxが249,800円で、iPhone 15シリーズと据え置きになった。これは、iPhone 16 Plusを除く3モデルでは39の国・地域の中で3番目に安く、iPhone 16 Plusでは2番目に安い価格となっている。
なお、iPhone16の最安値は中国の119,980円、2番目はタイの124,583円と続く。日本以外の平均は147,611円で、最高値のトルコ（270,829円）は日本の約2.2倍にのぼる。
また、型落ちモデルとなったiPhone 15は世界各国で値下げされた。日本の価格は112,800円で、iPhone 16発売前から12,000円値下げされ、世界で6番目に安い国となっている。日本以外の平均は129,535円、最安値はiPhone16シリーズ同様に中国（107,980円）だった。
iPhoneの購入のしやすさを比較するため、iPhone 16の価格が年間の平均所得に占める比率を「iPhone指数※」として算出すると、日本のiPhone指数は2.74％で、世界で24番目だった。最も小さいのは「シンガポール」で0.77％、2番目は「スイス」、3番目は「アラブ首長国連邦」と続いている。一方、最も高いのは「インド」で10.19％となった。 ※iPhone指数：「iPhone 16価格÷平均所得」で算出。値が小さいほどiPhoneが購入しやすいといえる。
