先制アシストをマークした三笘薫（ロイター）

◆イングランド・プレミアリーグ▽第２節　ブライトン２―１マンチェスターＵ（２４日・アメリカンエクスプレススタジアム） 　ブライトンの日本代表ＭＦ三笘薫（２７）が２４日、英プレミアリーグ第２節のマンチェスターＵ戦で先制アシストをマークした。今季初ゴールを挙げた開幕戦に続き、２試合連続で得点に関与。９月にスタートする２６年北中米Ｗ杯のアジア最終予選を前に、今年２月以来の代表復帰へ存在感を示した。チームは三笘の交代後、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを奪って２―１で勝利し、開幕２連勝を飾った。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 　三笘は冷静にゴールを奪えるポイントを見極めた。前半３２分、三笘は右サイドからのクロスが左サイドまで流れたボールを受けると、中央の状況を見極めてラストパス。これを元イングランド代表ＦＷウェルベック（３３）が押し込んだ。 　その後はブライトンの攻撃が右サイド中心だったこともあり、ボールを触る回数は増えず。代名詞のドリブルを披露する機会は少なく、マッチアップしたマンＵのモロッコ代表ＤＦマズラウィ（２６）の好対応にあい、決定機には絡めなかった。試合は後半１５分に追いつかれ、三笘は後半４５分に途中交代。しかしチームは後半アディショナルタイムにブラジル代表ＦＷジョアン・ペドロ（２２）の決勝ゴールで開幕２連勝を飾った 　今季開幕のエバートン戦（１７日）で今シーズン初ゴールを奪い、チームの勝利に貢献した三笘。昨季は腰の負傷に泣かされて２月からシーズン終了まで欠場し、その間は日本代表からも遠ざかった。しかし今季は２戦連続して得点に関与と、状態の良さをアピール。開幕戦後には「コンディションは良かったですけど、まだまだ上がると思います」と語っており、９月のアジア最終予選に向けた代表復帰へ障害はなさそうだ。