エムバペに約86億円支払い命令を拒否! パリSG「法廷で争われる必要ある」
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)はスペイン1部レアル・マドリードに移籍したフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)への支払い命令を拒否すると発表した。 エムバペは今年4月から支払われていない給与と昨年8月に受け取るはずだったボーナスなど総額5500万ユーロ(約86億4000万円)の支給を求め、フランスプロサッカー機構(LFP)に提訴。フランス紙「パリジャン」など各メディアによると、法務委員会はPSGに「エムバペに支払うべき給与など1週間以内に進めるよう命じた」という。 しかし、PSGは大金を支払うつもりない。クラブ側は「この件が今後、法廷で争われる必要がある。パリ・サンジェルマンは今後、数か月、数年かけてすべての事実を喜んで提出するだろう」とし「クラブは選手が名誉を傷つけることが避けられない問題を追及する場合に適切な場で確認されることを期待している」との声明を出した。 エムバペの弁護士を務めているデルフィーヌ・バーハイデン氏は「私のクライアントは自分の仕事に対する対価が支払われることを望んでいる」とし「問題を産業裁判所と刑事裁判所に付託しなければならないのは、最後の手段としてのみである」とコメント。一般裁判となれば、決着は長期化する見通しという。
東スポWEB