教員と保護者をつなぐ「tetoru」に個別連絡機能を追加、Classi
Classi株式会社は、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」に個別連絡機能を追加することを2024年12月25日に発表した。同機能は、2025年4月から提供開始予定である。 【画像】保護者への個別連絡の要望から機能を開発 同社が実施したアンケートでは、教員891名の65%が個別連絡機能の追加を希望していたことが判明。この声を受け、同機能の開発が進められた。 tetoruは2022年にリリースし、全国の小中学校約4,641校が利用している。同社は、これまで学校と保護者をつなぐ基本的な連絡機能を提供してきたが、新たに追加する個別連絡機能により、教員が児童生徒の保護者に直接連絡可能となる。これにより、欠席連絡に関する確認や長期欠席時の確認対応がスムーズに行える。 個別連絡機能の利用料金は、1校・1施設あたり月額1,500円(税別)で、年間では18,000円(税別)となる。さらに、2025年4月から提供を予定している「集金機能」を利用する場合には、個別連絡機能を無償で提供する。また、公立の小中学校・義務教育学校・特別支援学校・公立幼稚園・保育園・こども園からの申し込みの場合、個別連絡機能は無料となっている。 なお、同機能は、教員から保護者への情報通知を可能にするもので、保護者からの返信や問い合わせ機能は搭載しない。同社は、学校現場の業務効率化と保護者との信頼構築を目指すシステムとして、さらなる機能拡充を進めるという。
こどもとIT,編集部