【速報】2025年新型トレーサー9シリーズはY-AMTを追加! ディメンション変更に加え、電子制御もさらに進化!!
ヤマハのスポーツツアラー・トレーサー9シリーズのビッグチェンジが発表された。最大のトピックスはMT-09シリーズ、MT-07シリーズに続き電子制御シフト機構のY-AMTを「トレーサー9Y-AMT」と「トレーサー9GT+」に導入したこと。ただシリーズ通してもスマートキーや世界最先端のオートバイ用ヘッドライトシステム「アダプティブ マトリックス LED ヘッドライト テクノロジー」を搭載。セミアクティブサスペンションを装備したトレーサー9GT&トレーサー9GT+系は電動調整式ウインドスクリーンも搭載することになった。 【画像】2025年新型トレーサー9のディテールをギャラリーで見る(21枚) 文/Webikeプラス 谷田貝 洋暁
2023のACC仕様追加に続き、2024はY-AMT仕様が登場
2021年にビッグチェンジを行い、2023年はヤマハ初のアダプティブクルーズコントロールを搭載したトレーサー9GT+が登場したばかりのトレーサー9シリーズの2025モデルが10月30日に発表され、一部の仕様にY-AMTを搭載することが発表された。 トレーサー9シリーズは、MT-09の890㏄並列3気筒エンジン&アルミフレームをベースにスイングアームを延長し、よりツアラーらしい走行性能と大型スクリーンなどの快適性能を備えたスポーツツアラー。 日本国内では、2015年に登場したトレーサーシリーズ(MT-09トレーサー)。2018年には現在と同じ1500㎜のホイールベースを手に入れ、2021年にはセミアクティブタイプの電子制御サスペンションや6軸IMUを搭載するビックチェンジを実施。2023年はヤマハ初のアダプティブクルーズコントロールを搭載したトレーサー9GT+も登場している。 なお、日本国内ではトレーサー9GTとトレーサー9GT+のみの発売だが、欧州では、これらに加え電子制御サスペンションを装備しないトレーサー9もあり、こちらにもY-AMTを搭載するモデルが登場。「トレーサー9」、「トレーサー9Y-AMT」、「トレーサー9GT」、「トレーサー9GT+」の4機種にラインナップを増やすことになる。なお本稿では、主に日本国内で発売が見込まれるトレーサー9GTとトレーサー9GT+についてみていくことにする。