中学生に指導する森下選手（中央）＝袋井市愛野の原野谷川親水公園東側広場

　サッカーのポーランド1部レギア・ワルシャワでプレーする元日本代表の森下龍矢選手（27）＝掛川市出身＝は27日、静岡県袋井市内でサッカー教室「本気塾」を開いた。親交のあるジュビロ磐田の鈴木海音（22）＝浜松市出身＝、ジェフユナイテッド市原・千葉の青嶋佑弥（25）＝同＝の両選手とともに、県西部地区の中学生約100人を指導した。 　本気塾を開くのは今回で4回目。森下選手は大きな身ぶりを交えて、子どもたちにサッカーの基本を伝えた。グループに分かれたボール回しでは「パスは受け手が8割。味方を常にサポートしてどんどんボールを受けに行って」とアドバイス。サイドからクロスを上げる実演も披露した。 　森下選手は「みんなのみ込みが早くて驚いた。こちらがパワーをもらった」と笑顔で話した。冬季中断中のポーランドリーグは来年2月初旬に再開予定。森下選手は来年1月初旬のスペインでの合宿からチームに戻るという。