「過失は重大だが謝罪も」小4女児死亡のゴミ収集車事故 被告に禁錮2年6か月執行猶予4年判決=静岡地方裁判所浜松支部
2024年5月、浜松市浜名区でごみ収集車を運転し小学生をはね死亡させた罪に問われている男の判決公判が11月28日、静岡地方裁判所浜松支部で開かれ、男に禁錮2年6か月執行猶予4年の判決が言い渡されました。 判決を受けたのは浜松市中央区の無職の男(60)です。 判決によりますと、男は2024年5月、浜松市浜名区でごみ収集車を運転していた際、自転車に乗って横断歩道を渡っていた小学4年生の女児をはね、死亡させました。 地裁浜松支部で開かれた28日の判決公判で、高島由美子裁判官は「運転者として基本的な注意義務を怠り、横断歩道上を横断中の被害者に気づくことなく衝突させたもので被告の過失は重大」などと指摘しました。 その一方で「被告は遺族への謝罪金の支払いや交通安全のボランティア活動への参加などで反省や謝罪の態度を示している」などとして、男に禁錮2年6か月の求刑に対し禁錮2年6か月執行猶予4年の判決を言い渡しました。
静岡放送