三重県内で出没相次ぐツキノワグマ 一部地域の「クマアラート」注意報をさらに延長
三重県は27日、依然として県内でツキノワグマの出没が相次いでいることから、一部の地域で「クマアラート」注意報の期間をさらに延長すると発表しました。 尾鷲農林水産事務所管内では、11月の目撃件数が5件となり注意報の基準を超えたため、紀北町に出している30日までの「クマアラート」注意報を12月末まで延長。 また津農林水産事務所管内でも、11月の目撃件数が2件となり注意報の基準を超えたため、津市に出している12月7日までの「クマアラート」注意報を12月末まで延長します。 三重県内では、今年4月から11月27日までにクマの目撃件数が148件あり、過去最多だった昨年度の40件の約3倍強となっています。 現在、クマアラートの注意報は松阪市、明和町、伊賀市、名張市、多気町、大台町を除く23市町に発表されています。