[自動車ディーラー]が運営母体? [神戸マツダ]が整備専門学校を開校へ
最近の自動車関連ニュースから気になるものをピックアップし、自動車評論家の片岡英明氏に分析していただくこの企画、ここではマツダの販売ディーラーである神戸マツダが開校する、自動車整備士を養成する専門学校についてお伝えする。 【画像ギャラリー】ロータリー、EV、PHEV、ディーゼル、ガソリンエンジン……整備しがいのあるマツダの多彩なメカニズム(24枚) ※本稿は2024年9月のものです 文:片岡英明、ベストカー編集部/写真:マツダ、AdobeStock 初出:『ベストカー』2024年10月10日号
■自動車ディーラー自らが人材育成
神戸マツダは2026年4月をめどに、新たに自動車整備士の専門学校を開校すると発表しました。神戸マツダはメーカーではなく販売ディーラーであり、そこが学校を運営することは大変珍しいと言えます。 ●片岡氏のコメント 100年に一度の大変革期を迎え、自動車の整備業務も大きく変わろうとしている。この時期に神戸マツダが2026年4月に整備専門学校を開校すると発表した。 本社に隣接した用地に「マツダ自動車整備専門学校神戸」を作り、2年課程の自動車整備科を設けるのである。ディーラーが運営母体になるのは異例だね。 ロードスターの開発責任者を務めた山本修弘氏が校長だというのも驚きだ。ロータリーの高度なスキルなども学べると言うから、期待したいね。