【40代・50代女医の美容法】美容皮膚科・小村十樹子医師(57)/35歳で美容医療をスタート。最先端を積極的に試し続けてこの若々しさ!
現在57歳の美容皮膚科医・小村十樹子さんは、35歳から積極的に美容医療を体験してきたそう。常にその時点で最先端のものを取り入れ、今もハツラツとした若々しさを保っている。過去にやってきたこと、現在続けていることを丸ごと教えてもらった。
今は再生医療がやはりアツいと思います
現在57歳とは思えないハツラツとした美しさを放つ小村十樹子先生。 「今、いちばん注目している美容医療は、自分の脂肪の幹細胞を培養して点滴をしたり、免疫力アップのためのNK細胞培養をすること。幹細胞は私自身、脂肪をとって幹細胞を培養し点滴をしたところ、膝の痛みが治ったり、体が一段階元気になったりと効果を実感しています。 ただ、値段が高いことが難点。NMNは疲労回復に最強で、アンチエイジング効果も非常に高いと思っています。最近は白髪が気になるので、幹細胞培養上清液(じょうせいえき)を頭皮に塗ったり注射したりで、増えないようにはできていますが、減らすことができないんです。培養上清液の種類を試して、もっと効くものがないか検討中です」
素敵女医の美容医療&ケア ヒストリー
●33歳 「フォトRFなどを当てるようになったのが35歳。ニキビ治療用の低用量ピルがまだ日本に入っていなかったので、海外から輸入して患者さんにも自分にも使っていました。ケミカルピーリングも併用することで、当時悩んでいたニキビがよくなった記憶があります。マシンデビューはジェネシスやオーロラ。当時まだ珍しかった漢方治療も行っていました」
●40歳 「点滴系を取り入れ始めた頃。血液クレンジング、高濃度ビタミン点滴、栄養療法…。そういったことを38歳~40代半ばまで一気に取り入れていきました。虚弱体質でずっとしんどいと感じていたので、どんどん元気になっていくのがわかりましたよ(笑)。自覚していなかったのですが甲状腺機能低下症ということが発覚し、甲状腺ホルモンを飲み始めたらすごく楽になりました。たるみに対する美容医療や眼瞼下垂(がんけんかすい)に対するオペを行ったのも40代。ピラティスも始めました」