【新日本】辻陽太がAEWのジャック・ペリーと遺恨勃発 来年1月5日東京ドームでの対戦が決定的に
新日本プロレス8日(日本時間9日)の米国・ボストン大会で、辻陽太(31)が米AEWのジャック・ペリー(27)に襲撃され遺恨が勃発した。 辻はこの日の大会で鷹木信悟とのコンビでマット・テイヴェン&マイク・ベネットと対戦。鷹木との好連係で試合を優位に進めると、最後はベネットをジーンブラスターで沈め3カウントを奪ってみせた。 しかし〝事件〟は試合後に待っていた。場内ビジョンに映像が流れると、ペリーが姿を現し辻を襲撃。虚を突かれた辻はリングに戻されると、グラス・ジョー(ランニングニーアタック)を浴びて大の字となってしまった。 場内から大ブーイングが巻き起こるなかマイクを握ったペリーは「客のために来たんじゃない。お前のためにここに来たんだ。俺は今、いろいろとやるべきことを抱えているが、お前のためにカレンダーの特別な日を空けてある。来年1月5日東京ドーム、レッスルダイナスティで俺はお前に挑む」と宣戦布告。新日本とAEWらの合同興行での対戦を要求した。 なおもペリーがグラス・ジョーを狙おうとしたところで、鷹木がバックステージから駆け付けたためペリーは退場。辻は鷹木の肩を借りて引きあげ、バックステージでもノーコメントとなった。 辻は来年1月4日東京ドーム大会でIWGP・GLPBALヘビー級王者のデビット・フィンレーへの挑戦が決定済み。仮にベルト奪取に成功した場合は、ペリーとの防衛戦が浮上しそうな気配だ。 また一方のフィンレーはこの日の大会でケビン・ナイトを一蹴。「1月5日は今のところ空いている。AEW、ROH、CMLL、WWE、スターダム…どこの誰でも関係ない。世界一のプロレスラーと戦いたいなら、いつでも連絡して来い。本物と戦ってみたいのなら、1月5日に会おう」と、1・5ドームでの挑戦者候補を公募していた。
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