義実家の相続問題・夫のリストラ・娘の障害...義実家に30年間苦しめられてきた55歳主婦の「最高の復讐」とは?
日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。 【漫画で解説】「私たちを苦しめた親族を許せない…」復讐よりも有効な手段とは? 今日ご紹介するのは、親族問題にまつわるモヤモヤエピソードです。
夢の中で、家族を苦しめた人達の顔が…
エピソードをお寄せくださったのは、ご夫婦と娘さんの家族3人で暮らすアズミさん(55歳・主婦)。 兼業農家をしながら、家族三人で田舎暮らしをしています。ご近所には夫の親戚がうじゃうじゃ住んでいるような地域です。 夫の実家は、土地だけはたくさん持っている田舎の地主。暮らしぶりは質素ですがそこそこの資産があることは親族みんな知っていて、義父が亡くなったときはひと騒動起こりました。 夫は四男で一番発言力がなく、おとなしい性格。あまりに言われっぱなしで邪険に扱われているのが見ていられず私が口を出してしまうこともあり、「あそこの嫁は偉そう」と散々裏で悪口を言われていたそうです。 その後、夫はリストラに遭い転職。収入ががくっと減ってしまいました。私はほぼ毎日義兄家族の農家仕事をお手伝いしていたので、アルバイト代を出してくれないかと申し出たのですが大揉め。結局、「家族なのに給料を出したくない。農家をやるなら自分たちで勝手にやればいい」という理由で、小さな畑を与えられて放り出されました。(でも、義兄の畑の繁忙期には結局駆り出されます) また、私たちの娘が障害を持って生まれてきたとき、親族からいろいろ言われたことも一生忘れられません。 今では、夫は激務から離れてむしろ幸せそうですし、娘にも手伝ってもらって三人で畑仕事をしながらつつましく暮らしています。SNSきっかけで昔の友人とも繋がることができ、遠く離れてはいますが彼女たちとのやり取りにも日々癒されています。 義実家との交流はなるべく盆暮れだけにして、少しでも距離をとろうと思っているのですが、おせっかいな人たちなのでなかなかそうはいかず。正直、「いつか復讐してやりたい」なんて思いをずっと捨てられずにいます。(だからと言ってできることはないのですが)いまだに、辛い思い出がフラッシュバックして悪夢を見ることもあります。