【車いすユーザーにも素敵なドレスを…】転落事故から障がいを負った女性 高校生が作ったドレスに「感動!」の一言
ウェディングドレスについて
ウェディングドレスを作るにあたって、渋谷さんの一番の希望は「タイヤも覆えて、尚且つ自分で漕げるようなドレスにしてほしい」ということでした。 ー実際にドレスを着てみて、どう思われましたか? 「感動!」その一言です。高校生の発想力に驚きました。 1番難しい、タイヤをドレスで覆ってなおかつ自分で漕ぐ、そこをどうするか?という問題と、漕げたとしても、裾がタイヤに巻き込まれてしまう問題もありました。そういった数々の問題を高校生のアイディアで解決して、理想の想像した通り以上のドレスを着ることができてとても嬉しかったです。 ーこの投稿や取り組みには多くの反応がありましたが、どう思われましたか? 多くの方に、新しいドレスの形を知ってもらうことができて嬉しいです。これを機に、企業でも今回作ったようなドレスなどの選択肢が増えてくれることを願います。 ー車いすユーザーにとって着るものなど、こだわりたい部分を諦めざる負えないときもあるかと思いますが、ウェディングドレスだけでなく他にも「こういう物があったらうれしい!」のようなものはありますか? 普段の洋服は、立てないからこそオールインワンやワンピースで後ろにファスナーがついている服はとても着にくいです。ですが、現代は洋服が多くあるので「頑張れば着れる!」という考えで似たような着やすい服を選んでいます。 ですが、そのときにしか着れないような服は違います。同じジャンルとしては白無垢と色打ち掛けもモデルとして着つけしていただき、写真を撮ったこともありますが、とても貴重な体験だったと思います。セパレート式の浴衣や着物を扱っているお店もありますが、白無垢と色打ち掛けを車いすでも着れるお店は多くないと思います。ドレスより着つけはボリュームもあるので難易度が上がると思いますが、一生に一度しか着る機会がないかもしれないからこそ、妥協せずに着ることができる選択肢があると嬉しいです。