【中島史恵メソッドで、更年期も快適&美しく! ⑤】更年期に多い不眠と眼精疲労の悩みを、中島史恵さんのヨガで解消!
①あぐらをかいて座り、左右の手はひざに置く。このとき、左右の坐骨を床にしっかりと根づかせるイメージで骨盤を起こし、背骨を引き上げよう。
【坐骨を床にしっかりつけるコツ】 左右の坐骨を手でかき分けるようにし、位置をしっかり確認。坐骨を立たせて床につけて座ろう。
②目を閉じ、口を閉じて鼻から息を吸い、鼻から吐きながらお腹を背中のほうに引き込み、「ンー」という音を出す。息を吐き切ったら再び同様に行う。「ンー」の音が頭蓋骨に響くのを感じながら行おう。これを3~5回ほど繰り返す。 目を閉じると不安感を感じる人は、薄目を開けて行ってもOK。手のひらを下に向けてひざに置くと、外側に向いている意識が自分に向くので、自分の体と心の声を聴くようなイメージで内観しよう。
【手のひらを上に向けて行ってもOK】 手のひらを上に向けて行うと、意識が外に向くので、内側にこもったものを解放したいときに効果的。
目の疲れに効く<瞳ヨガ>
眼球を左右に動かしたり、回したり、上下に動かすことでこり固まった眼球を動かす筋肉が柔軟になり、血流も促進。目の疲れを解消しやすくなる。
①両ひじを曲げて、両手の人差し指を立てる。指が視界に入る範囲にセットしよう。
②顔は正面に向けたまま、両目で片方の人差し指を見る。
③同様に両目で反対側の人差し指を見る。これを左右で1回として10回行おう。
④次に、目をぐるりと回す。右回し、左回し、各1回。
⑤人差し指を立てたまま、腕を上下に離してセットする。指が視界に入る範囲にセットしよう。そのまま上の人差し指を見る。
⑥次に、下の人差し指を見る。これを上下で1回として10回行おう。
⑦最後に目を閉じ、左右の手のひらを左右の目に当てて目を温める。ゆっくりと呼吸をしながら、目がじんわり温まるまで行おう。
【教えてくれたのは】 中島史恵さん ヨガインストラクター。タレント。シェイプUPガールズとして活躍後、2014年にヨガスタジオ「avity」を開設。著書に『たった3週間で下がらない体をつくる 最強逆トレ』(大和書房)。昨年発売したグラビアDVD『中島史恵 fumie55』(スパイスビジュアル)も話題。 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/永田紫織(Nous inc.) 取材・原文/和田美穂