【NBA】河村勇輝と富永啓生がプレイするNBA Gリーグって何?
11月9日(現地8日)、NBAの下部リーグであるNBA Gリーグの2024-2025シーズンが開幕した。今季のGリーグには、日本から河村勇輝と富永啓生が参戦している。 【動画あり】河村勇輝がNBAでの初フィールドゴール成功!見事な3ポイントショット&華麗なアシストで会場を沸かせる! 河村と富永以前にも、渡邊雄太、馬場雄大、富樫勇樹、田臥勇太らがプレイしているGリーグが、どういったリーグなのかをまとめる。
NBA Gリーグとは?
NBA Gリーグは2001年にNBAの下部リーグとして設立された、いわゆるマイナーリーグだ。当時はNBAデベロップメントリーグ(NBA Development League)という名称で、Dリーグと呼ばれていた。 その後2017年にスポーツドリンクで有名なGatorade(ゲータレード)のスポンサーを受ける形で、現在のNBA Gリーグという名称に変わった。田臥や富樫はDリーグ時代にプレイした選手たちということになる。 当初は8チームしかなかったが、少しずつチーム数を増やしていき、現在ではNBAよりも多い31チームで構成されている。今季からNBAチームがそれぞれGリーグチームを持つ形にようやくなった。残りの1チームは独立したチームとして運営されているメキシコシティ・カピタネスだ。
NBA Gリーグシーズンの仕組み
Gリーグのシーズンは大きく2ブロックに分かれており、前半がティップオフ・トーナメント、後半がレギュラーシーズンとして開催される。 ティップオフトーナメントは全31チームが4つのリージョン(地区)に区分けされ、それぞれ14試合を行う。全試合を消化した時点で各地区のトップ4チームと、地区関係なく次に勝率が良い4チームの合計8チームが勝ち抜き方式のトーナメントに進出する。 勝ち抜きトーナメントはフロリダ州オーランドにてNBA Gリーグ・ウィンターショーケース Presented by The Generalとして、12月20~23日(現地19~22日)まで開催される。トーナメントに進出できなかった残りのチームも、トーナメントとは別でそれぞれ2試合ずつプレイする。 ティップオフ・トーナメントが終了すると、12月28日(現地27日)から全チームがそれぞれ34試合をプレイするレギュラーシーズンが開幕する。レギュラーシーズンは地区ではなく、31チームがイースタン・カンファレンス(16チーム)とウェスタン・カンファレンス(15チーム)に分けられている。 レギュラーシーズン終了後、各カンファレンスのトップ6チームがプレイオフへと進み、2025年4月にNBA Gリーグ・ファイナルで優勝チームを決める。