【NBA】河村勇輝と富永啓生がプレイするNBA Gリーグって何?
NBA Gリーグチーム一覧
イースト・ディビジョン ・キャピタルシティ・ゴーゴー(WAS) ・カレッジパーク・スカイホークス(ATL) ・デラウェア・ブルーコーツ(PHI) ・グリーンズボロー・スウォーム(CHA) ・ロングアイランド・ネッツ(BKN) ・メイン・セルティックス(BOS) ・ラプターズ905(TOR) ・ウェストチェスター・ニックス(NYK) セントラル・ディビジョン ・クリーブランド・チャージ(CLE) ・グランドラピッズ・ゴールド(DEN) ・インディアナ・マッドアンツ(IND)※富永啓生所属 ・アイオワ・ウルブズ(MIN) ・モーターシティ・クルーズ(DET) ・スーフォールズ・スカイフォース(MIA) ・ウィンディシティ・ブルズ(CHI) ・ウィスコンシン・ハード(MIL) サウス・ディビジョン ・オースティン・スパーズ(SAS) ・バーミングハム・スクアドロン(NOP) ・メンフィス・ハッスル(MEM)※河村勇輝所属 ・メキシコシティ・カピタネス ・オクラホマシティ・ブルー(OKC) ・オセオラ・マジック(ORL) ・リオグランデバレー・バイパーズ(HOU) ・テキサス・レジェンズ(DAL) ウェスト・ディビジョン ・リップシティ・リミックス(POR) ・ソルトレイクシティ・スターズ(UTA) ・サンディエゴ・クリッパーズ(LAC) ・サンタクルーズ・ウォリアーズ(GSW) ・サウスベイ・レイカーズ(LAL) ・ストックトン・キングス(SAC) ・バレー・サンズ(PHX)
NBAとの関係性
今季からフェニックス・サンズが新たにバレー・サンズを持つこととなったため、初めてNBA全30チームがそれぞれのGリーグを持つ形となった。これまでは複数チームが1つのGリーグチームにそれぞれ選手を送り込むことなどもあり、戦略上不利になるケースなどもあったが、今季からは完全なマイナーリーグシステムとして機能することとなる。 NBAには、NBAとGリーグを行き来する2ウェイ契約というものが存在する。河村も今季はグリズリーズと2ウェイ契約を結んでいる。2ウェイ契約選手はトップチームで50試合プレイすることが可能だ。 NBA入りを目指す選手たちの集まりというイメージが強いGリーグだが、近年はマイナーリーグシステム化が高まってきており、トップチームが出場時間を与えきれない若手にプレイタイムを与えるためにGリーグチームでプレイさせたりするケースも増えている。 チームの戦術などもトップチームと近しいものを採用し、コーチ陣も常にトップチームとコミュニケーションを取るようになってきている。今季の河村で言えば、メンフィス・ハッスルでしっかりと実戦経験を積み、メンフィス・グリズリーズでチャンスを得たときに結果を残す、という形で数年前よりも実現しやすくなっていると言っていいだろう。
大西玲央 Reo Onishi