札幌中心部にある都市型水族館!知らない海の世界に出会える「AOAO SAPPORO」
2023年7月、北海道札幌市の中心部に誕生した都市型水族館「AOAO SAPPORO」。館長を務めるのは東京の「すみだ水族館」の開業にも携わった山内將生(やまうち まさお)さんです。この水族館の大きな特徴は知名度のある魚の引き立て役になりがちな、脇役の魚にフォーカスしていること。ほかにもデジタル映像を活用した海の世界や生物の育成の様子が見学できたり、夜遅くまで営業していたりと、従来の水族館とは異なる魅力を持つ施設を紹介します。
館長に聞きました!従来の水族館と違うところは?
●今まで気づかれにくかった脇役の魚にフォーカス 「AOAO SAPPOROは“生命のワンダー みえないものがみえてくる”がテーマなんです」、と話してくれたのは館長の山内さん。だからこそ普段は気づきにくい脇役の魚にフォーカスを当て、“にょろ”や“もさもさ”などわかりやすい見た目の特徴で生物を分類し展示。そうすることで、興味のままに生物をじっくり観察する機会になればと考えているそう。
海の世界をデジタルアートで表現した「BLUE ROOM」もその一環。街の中でシャチやクジラと出合えるような希少な体験ができ、水族館の大きな魅力のひとつとなっています。
●アクセス楽々。さまざまな利用スタイルが叶う都市型水族館 札幌市営地下鉄大通駅より徒歩3分。札幌市電狸小路停留場からなら徒歩1分と、足を運びやすい場所に位置する「AOAO SAPPORO」。山内さんは「“生物を観察する”だけでなく、仕事帰りにリラックスしたり、本を読みに来たり、公園の代わりに子どもと遊びに来たり、お客様の自由度が高い点が特徴です。」と話しています。 また、バックヤードもオープンになっているので、スタッフの仕事の様子を間近で見学し、生物についての疑問をすぐに質問できるのもいいですね。
「AOAO SAPPORO」の入館料金・アクセス
●入館料金 入館料金は料金Aと料金Bがあり、時期により変わります。料金カレンダーは公式のHPで紹介されているので事前に確認してくださいね。当日並ぶ必要のない、WEBでのチケット購入が特にオススメです。 【料金A】 高校生以上2200円、小・中学生1100円、3歳以上200円、3歳未満無料 【料金B】 高校生以上2000円、小・中学生1000円、3歳以上200円、3歳未満無料 ※時季により異なるため、公式HPで確認 ●アクセス 「AOAO SAPPORO」は、2023年7月、札幌市内の中心部に誕生した「moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)」 の4階~6階にあります。公共交通機関が充実しているエリアなので、車よりも市営地下鉄または市電の利用がオススメ。水族館まで市営地下鉄なら大通駅から歩いて3分、札幌市電なら狸小路停留所から歩いて1分と近く便利です。 【電車】 札幌市営地下鉄大通駅より徒歩3分。または札幌市電狸小路停留場より徒歩1分 【車】 札樽道 札幌北ICより15分