西武、日経大の林冠臣をリストアップ 台湾出身の大型野手 同大初の支配下指名か
24日のプロ野球ドラフト会議で西武が日本経済大の台湾人選手、林冠臣をリストアップしていることが分かった。林は台湾の光明中から日南学園(宮崎)へ入学し日本経済大へ進んだ。 ■戦力外選手、および引退発表選手はこちら【一覧】 195センチ、105キロと大谷翔平(ドジャース)を越える体格からパワフルな打球を放つ右のスラッガー。福岡六大学リーグでは1年春から試合に出場し、今春のリーグ戦ではリーグ2位の4本塁打を放った。打率でもリーグ2位の4割2分9厘の数字を残し、秋のリーグ戦も同3位の打率4割3分2厘をマークしている。強打だけではなく俊足も大きな武器で、外野手として守備範囲も広い。 日本経済大は第一工大の監督から西武入りした呉念庭を育てた岡留浩紀監督が2019年に就任。西武で球団本部長を務めた鈴木葉留彦氏がコーチを務める。同大から大卒で支配下指名を受けてプロ入りした選手はおらず、初の支配下選手の誕生に期待が集まる。