スマートキーを玄関に設置するなら、締め出しのリスクにご注意
玄関にスマートキーを採用すると、いちいち鍵を出してあける必要がなく便利です。しかし、リモコンキーを持たずに出かけると、締め出されてしまうことも。4年前に2階建ての注文住宅を建てた日刊住まいライターは、家づくりの際にハウスメーカーの担当者に相談。オプションでシークレットスイッチを取りつけることで、不安が解消されました。詳しくレポートします。
子育て世代にはとくに便利なスマートキー
筆者は妻と子ども2人(2歳と0歳)の4人家族。3年半前にハウスメーカーで延床面積38坪、総2階の注文住宅を建てました。玄関ドアにスマートキーを採用しています。 ちなみに、筆者の家のスマートキーは、リモコンキーを手元に持っているだけで、玄関ドアのボタンを押せば解錠されます。設定次第ではリモコンキーを持って近づくだけで解錠も可能です。 以前住んでいた家では、すぐに家に入りたいのに、カバンの中にあるはずの鍵が、なかなか見つからないということがありました。でも、今はカバンの中の鍵を探す必要はありません。 また、わが家は、子どもがまだ小さく、抱っこしながら玄関ドアをあけることもしばしば。 さらに、買い物帰りとなれば右手に子ども、左手に買い物袋という状態に。そんなときもスマートキーにしたことで、難なくドアをあけることができて助かっています。
リモコンキーを忘れたら締め出される可能性が!
じつは家づくりをしているときに、筆者より先に家を建てた友人から、スマートキーの意外な話を耳にしました。 便利なはずのスマートキーですが、リモコンキーを持たないで外出すると、家から閉め出される可能性があるとのこと。実際、その友人も、苦い経験をしたというのです。 運が悪いことに、そのとき家にはだれもおらず、家族が帰ってくるまで、喫茶店で時間をつぶすことに。いつもは、リモコンキーを会社用のカバンに入れたまま。たまたまプライベートで出かけるときに、そのことを失念して、違うカバンででかけたことで起こった悲劇だったそうです。 便利に使えるリモコンキーも、少しの油断で家に入れなくなる可能性があることを知り、ハウスメーカーの担当者に相談しました。 そして、オプションでとあるアイテムを追加することに。結果、常にリモコンキーを持ち歩かなければいけないという、プレッシャーから解放されました。