【ソフトバンク】三笠GMが語るリチャードとの再交渉「いうほどチャンスがないとは思わない」
ソフトバンクの三笠杉彦GM(50)が6日、2度目の交渉でサインしたリチャード内野手(25)との契約更改の中身について言及した。 先月22日に行われた1度目の交渉ではリチャードが「まだ話がしたかった」と保留を選択。交渉時間は1時間に及んだ。 この日は約80分の長丁場の末、ハンコが押された。三笠GMは「覚悟をした上でサインをしたいということだったので、いろいろ話をした」と語り、リチャードも「覚悟持って印鑑を押せた。非常にいい会話ができたと思います」と前を向いた。 再交渉の場ではどんなやりとりが交わされたのか。三笠GMは「心自体を整えて、自分でやるべきことを1年間できるかどうか、そういうことについて長く話をしました」と主にメンタル面の話が中心だったと明かした。 その上で「彼はチャンスがないと言っているけど、僕らはいうほどチャンスがないとは思っていない。外的環境によって覚悟ができないではなく、プロ野球選手なので、自分がコントロールできることをやってチャンスを待つ、そういう考え方が大事なんじゃないかと(伝えた)」という。 リチャードは「自分はネガティブに考えがち。ポジティブなことを言ってもらって、できるというか『やらしてもらえることに感謝して一年間やらんといけんな』という思いになった」と球団の思いを受け取った。 柳田、山川といったチームの主軸がポテンシャルを絶賛する未完の大器。目標を聞かれた際には「一軍に食らいつくこと」を挙げた。戦力層の厚いホークスで己の居場所をつかむため、虎視眈々と結果を残すことが求められる。
東スポWEB