【おひとり女子の居酒屋4】女将がいる小料理屋『銀座 花りん』。女性に栄養満点でヘルシーなおばんざいを
●おひとり女子でも通いたくなる居酒屋を発見! 今回は料理研究家の女将が作る発酵野菜のおばんざいが人気の小料理屋『銀座 花りん コリドー店』へ。お料理は絶品、華やかな雰囲気で居心地抜群!
仕事帰りやプライベート、おひとりさまで、友人と。さまざまなシーンで気軽に寄れる、行きつけの居酒屋を見つけたい……。そんな美味しいひとときを楽しむ女性に教えたい「おひとり女子の居酒屋」連載、四回目。 一番人気! 絶品すぎる“おばんざい”を見る 今宵は、銀座コリドー街からお届けします。 女子たるもの、ただお酒が飲めればいいワケではなく、何かとこだわりたい。今回ご紹介するのは、多彩な店が広がる銀座コリドー街のシンボルリックなビル「グランベルスクエア銀座」にある小料理屋。美人女将の手作りおばんざいと日本酒が美味しいと話題の店へ、いざ。
「この街で働く女性に栄養満点で健康的な家庭料理を食べてほしい」
暖簾をくぐれば、「いらっしゃいませ」と元気な声でお出迎え。店内は赤色の提灯や番傘で華やかな雰囲気を演出。この艶やかなデザインは、江戸の遊郭をイメージして作ったと言います。今回お邪魔した『銀座 花りん』は、並木通りにある本店とこちらコリドー店の2店舗を展開。この2店舗を取り仕切るのが、大女将の中村友香さんです。 銀座の小料理屋というと、女性ひとりでは敷居が高いのでは? そんな質問を投げかけてみると、「銀座にお店を出したのは、この街で働く女性が多いから。仕事を頑張る女性に栄養満点で健康で、ヘルシーな家庭料理を食べていただきたかったからなんです」と友香さん。それを聞いてホッと安心。今宵は女将の料理とお酒を心から楽しめそうです。
この店を始める前は、幼稚園の栄養士、その後は料理教室〝月華庵〟を主宰するなど、料理ひと筋で来た友香さん。 「食事の基本は家庭料理。花りんでは全国各地の美味しい家庭料理に、おもてなしの心を添えた料理をお出ししています」 管理栄養士の資格を持ち料理研究家でもある友香さん、現在も週末は料理スクールを開き、延べ300人以上の生徒さんが学んでいます。
提供する料理は全て手作り。開店は夕方5時からですが、仕込みは料理スクールの生徒さんやスタッフ、友香さんと交代交代に毎日朝10時から始めているのだとか。おばんざいというと京都のイメージがありますが、それにこだわることなく、旬の食材を全国から取り寄せて料理を創作。特に力を入れているのは、発酵調味料だと言います。