「ただの物忘れ?」いいえ、「認知症予備軍」かも?毎日たった2個で「えっと、何だっけ?」がなくなる「意外な」食べ物とは?【専門家監修】
「認知症なんてまだまだ先の話」と他人事のように考えている40代‐50代が多いのでは?そんなあなたに知ってほしい『認知症』にまつわる最新研究のお話です。身に覚えはない? 更年期になると認知機能が衰え始める! 【画像ギャラリー】「脳にいい!」カマンベールチーズのおいしい食べ方5選 「最近、物忘れが増えた」「立ち上がった瞬間に、やろうとしていたことを忘れた」と、認知機能に衰えを感じ始めている方はいませんか。当てはまる方は、認知症予備軍かも?あらゆる病気と同じように「認知症」になってからでは遅いんです。 オトナサローネでは今からできる対策を探るべく、株式会社明治が行った研究成果(メディア)発表会を取材しました。 『お酒のおつまみにも最適なアレ』を適切な量を食べるだけで、なんと認知機能の低下を予防できるかもしれません!登壇されていた国立長寿医療研究センター理事長特任補佐/桜美林大学客員教授 鈴木隆雄先生に、詳しく解説していただきました。
「ただの物忘れ?」いいえ、まさか「40代で」認知症予備群である「軽度認知障害(MCI)」になっているかも
人生100年時代、言わずもがなですが「健康寿命」をいかに伸ばせるかが、自分らしく生きるために重要なポイントです。それに欠かせないのが、認知機能の低下を防ぐこと。ただ実は現在、65歳以上の5人に1人は認知症になると言われています。 「認知症なんてまだ先の話」と自分ごとに考えていない方も多いと思いますが、そうではありません。 認知症の手前の段階「MCI=軽度認知障害」という状態をご存じでしょうか?本人や家族に認知機能低下の自覚があるものの、日常生活は問題ない状態のことです。実は、40代半ばごろからMCIになっている人も珍しくないのです。「昨日は何してたっけ?」「アレアレ……名前が出てこない」など、「以前より記憶力が低下している」自覚があったら、MCIの可能性があるかもしれません。 気づいた人は、ラッキーだと思いましょう。MCIは放っておくと認知症に進行するリスクがありますが、適切な対策をすることで健常な状態に戻る可能性があるからです。その手段のひとつとして今回おすすめしたいのが、カマンベールチーズです。 桜美林大学、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター、株式会社明治では、カマンベールチーズと認知機能の関係について、10年以上前から研究を重ねてきました。そして、カマンベールチーズを日常的に食べると、認知機能の低下を予防できる可能性があることが分かったのです。