植田ショックでブラックマンデーから学ぶべき教訓とは?
植田日銀総裁は7月31日の会見で「賃上げの動きが広がっている」「円安もあって、先行き物価が上振れるリスクには注意」と述べたが…(写真:ブルームバーグ)
足元のマーケットで起きている事象や注目テーマについて、過去の歴史をもとに株式投資のヒントを探る連載「 賢者は歴史に学ぶ 」の第31回。日経平均株価は8月5日の月曜日、1987年のブラックマンデーを超える過去最大の下げ幅を記録した。今回の暴落はそのブラックマンデーとの類似点が意外に多い。一方、植田日銀の「タカ派への変身」は過去の2度の失敗(2000年、2006~2007年)を思い起こさせる。「歴史は繰り返す」という。だが繰り返してはならない歴史もあることを、しっかりと心に刻む必要がある。
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岡田 晃