四季報「新春号」で発掘、有望10テーマ&関連70銘柄を一挙紹介
四季報オンライン
上値の重い展開が続く日本株相場。はたして2025年はどんな展開をたどるのか。 『週刊東洋経済』12月14日号の特集「株の道場」 では、本日12月18日発売の 『会社四季報』新春号 の内容を紹介。新年相場で期待が持てそうな銘柄を数多く取り上げている。(本記事は「 東洋経済オンライン 」でも掲載しています)トランプ次期米大統領の動きに振り回される相場がしばらく続きそうだ。『会社四季報』新春号でも関連する記述は多い。 共同ピーアール(2436)は、トランプ氏と30年近く交流のある人物が代表を務める米大手ロビー活動社と契約し、日本企業を支援する。シェールオイルの生産を拡大させる意向で、掘削器具用のPGA樹脂を生産するクレハ(4023)に恩恵がありそうだ。 暗号資産の規制を緩和するとの観測から、ビットコインの価格が急騰。ビットコインへの投資と長期保有を表明しているメタプラネット(3350)の株価が急上昇している。 日本でも石破茂政権が本格始動する。政策の目玉は防衛・地方創生・防災だ。能動的サイバー防御法案を国会へ提出する方針で、サイバーセキュリティー関連企業の需要拡大が見込まれる。FFRIセキュリティ(3692)には防衛省など官公庁向けサービス案件が殺到している。基礎工事用杭などを製造する三谷セキサン(5273)など地方創生案件の獲得に向け動き出す企業は多い。
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福田 淳