久保建英は後半途中出場、果敢にドリブルも決定機は作れず…Rソシエダード、ホームでまた勝てず
＜スペインリーグ：Rソシエダード0－2オサスナ＞◇27日（日本時間28日）◇第11節◇サンセバスチャン レアル・ソシエダードのMF久保建英（23）はホームのオサスナ戦に後半開始から途中出場したが、決定機を作れずチームも0－2と敗れた。 前半だけで2失点。反撃が求められる中で右ウイングに入ると、果敢にドリブルを仕掛けた。後半19分には右サイドから鋭くニアサイドまでドリブルでえぐり、中央へ折り返そうとしたがブロックされた。 後半30分すぎからは左に回り、中央にも進出するなど立ち位置を変えて突破口を探った。しかし引いて中央を守る相手に対し、外回しのパスが多く、中に潜り込めない展開が続いた。 後半40分に右CKから久保が蹴ったボールをニアサイドで受けようとしたMFブライス・メンデスが倒され、PKのホイッスルが鳴った。VARチェックが入り、主審はオンフィールドレビューでノーファウルへと判定が変わった。 久保はスピードに乗ったキレのいい動きを見せたが、随所でファウルで止められる場面が目立った。チーム全体としても連係がかみ合っておらず、後半は押し込みながらも無得点に終わった。 3万人超のサポーターが入ったが完敗し、今季のホームはまだ1勝。11試合を終えて3勝3分け5敗で12位と苦戦している。
