「びよんびよんなフロントフォークのネジがっ!」【プロカメラマン】ダックス70に七転八倒4回目
DAXフロント周りをもう1セット入手して
さて、分解できたはいいのですが、オイル漏れしてたうえに緩めてしまったボトムケースのボルトをどうしましょう。 緩み止めのロックタイトみたいなものが、数十年の経過で硬化しちゃってこうなったのか? いずれにせよ、こんな状態ではフォークオイルの注入もできません。別の個体を探さないと再び走らせることができないので、せいちゃんに別途、別個体を落札してもらうことになったのは辛いところでしたが、奇しくも同年代のDAXフロント周りが出品されていたのは幸運でありました。 落札して手元に届いたフォーク、ボトムケースはいちおう大丈夫だったものの表面の荒れが酷くてアルミ地肌の劣化や陥没箇所があり、補修にエポキシパテを併用したうえで再塗装。 塗装前にはポリッシャーでなるべく腐食を落とし、できるだけ均一化してシルバーに塗ったのち、市販のアクリルラッカーのクリヤーを吹いておきました。また外式スプリングは、都合2セット手元にあることとなったフォークのうち程度の良い方をユニクロ再メッキを工場に依頼して表面処理。残る1セット分はサビをなるべく落としたうえでサビ止めジンクスプレーを吹いて処理後せいちゃんにご返却。 フォークのカバー類もアイボリーっぽい缶スプレーで塗装し直したうえで、クリヤー塗装を実施。 ■後々を考え、2号フォークのアンダーブラケットもサビを落として再塗装。予備パーツです。 ■これまたフォーク分解の合間に、前輪のリムも分離させて補修塗装します。タイヤとの隙間をマスキングしておいての塗装です。タイヤの側面はアセトンで拭き取れば市販の缶スプレーは割と楽に落とせます。 ■左は1号フォークのサビが進行していたので予備扱いでジンクスプレーだけ吹いて保管。右の2号フォークのスプリングがユニクロ再メッキを施した後です。キラキラ。 ■以前とあまり変わらないヤレ具合というテーマに沿った作業のため、元のカバーはタッチアップ。2号フォーク付属のカバー類を予備用として全体的にサビ落としして軽く再塗装しておいた。 ■これらが先々のための2号フォーク予備カバー&ブラケット類。もう、当分安心でしょう。
【関連記事】
- ヤマハXSR900GPは「RZV500RやFZ400Rにもイメチェン可能!」フルカウル外装を純正アクセサリーとしてワイズギアが発売予定
- 【独占速報】ドゥカティ ハイパーモタード698モノ試乗「市販車最強の単気筒マシンと言って間違い無い!」
- 『ガンダムSEED FREEDOM』にホンダの大型バイク・ホーク11が登場!? ホーク11とはどんなバイクか解説
- 2024年秋に発売予定と発表!カワサキW230、メグロS1、KLX230、KLX230SM【大阪モーターサイクルショー2024】
- 映画『ガンダムSEED FREEDOM』でキラ・ヤマトはなぜゴールドウイングに乗るのか? ホンダ特設サイトで福田監督のインタビューが公開