「すべてが緑になることを想像して」JR東海がリニア工事残土置き場に植樹する樹木の種まき
静岡放送
JR東海は11月28日、リニア工事で発生する残土置き場に植樹するための樹木の種まきを行いました。 【写真を見る】「すべてが緑になることを想像して」JR東海がリニア工事残土置き場に植樹する樹木の種まき 静岡市の山間部・葵区井川で行われた種まき会には、リニア事業に携わるJR東海の社員約30人が参加しました。社員らは「オオモミジ」や「カツラ」など、4種類の樹木の種まきを行い、28日は500本分の種を植木鉢に移し替えました。 リニア工事の残土置き場の候補地となっている「ツバクロ」をめぐっては、盛土による自然への影響が静岡県の専門部会でも懸念されています。JR東海は、自然の保全を目的に残土を造成した場所に植樹するなどの緑化計画を進めています。今回、種をまいた樹木は数年かけて育成され、「ツバクロ」に植樹される予定です。 <JR東海中央新幹線静岡工事事務所 笠原嘉浩主席> 「これがどんどん大きくなっていって、『ツバクロ』に植樹した時にすべてが緑になるというのを想像すると今後も頑張っていけるなと思っている」 JR東海はこれまでに約9,000本の苗を育成していて、今後は年間最大で15,000本の苗を育成していきたいとしています。
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