1ヵ月間で10人死亡 岐阜県が「交通死亡事故多発県内警報」を発令
県内で交通死亡事故が多発していることから、県交通安全対策協議会は28日、「交通死亡事故多発県内警報」を発令して事故の防止を呼びかけています。 今回の「県内警報」は、1カ月の交通事故死者数が10人に達したことを受けて発令されました。 県内では、11月3日から27日までの間に各務原市、下呂市、岐阜市、山県市、大垣市、池田町、神戸町、可児市で計10件の死亡事故が発生し、10人が亡くなりました。 死者の内訳は、歩行者4人、車の運転者4人、同乗者1人、ミニバイクの運転者1人です。 事故の形態はさまざまですが、死亡事故が相次いでいることから県交通安全対策協議会の会長を務める県の古田肇知事は、28日から12月12日までの15日間、「交通死亡事故多発県内警報」を発令しました。 県内警報が発令されるのは、去年の10月以来となります。 県や警察では 期間中、事故防止の啓発活動や街頭指導、交通指導の取締りを実施することにしています。