【最新版】2024年下半期に見たいおすすめ展覧会26選(東京編)
【10~1月】さくらももこ展(森アーツセンターギャラリー)
漫画家、エッセイストとしての顔のみならず、脚本家、作詞家としても活躍し、多くの人に愛される作品を制作し続けていたさくらももこ。そんな彼女の過去最大規模の個展が愛知・東京の2ヶ所で開催される。代表作の数々が直筆原稿やカラー原画を通じて紹介され、いまなお輝きを放つ作家の感性に迫るような展覧会となる予定だ。 会場:森アーツセンターギャラリー 会期:10月5日~2025年1月5日
【10~1月】アレック・ソス(仮)(東京都写真美術館)
国際的な写真家集団・マグナムの正会員であり、生まれ育ったアメリカ中西部等を題材とした作品で、世界的に高い評価を受ける写真家、アレック・ソス。展覧会・写真集共に多くの支持を得る作家の近作《I Know How Furiously Your Heart is Beating》を中心に構成される本展独自の企画や、ソスの物語を紡ぎ出すような写真表現が見どころだ。 会場:東京都写真美術館 会期:10月10日~2025年1月19日
【10~2月】「モネ 睡蓮のとき」(国立西洋美術館)
印象派を代表する作家クロード・モネ。日本で長きにわたって人気を集める画家の展覧会が国立西洋美術館で開催予定だ。本展ではパリのマルモッタン・モネ美術館や松方コレクションの協力のもと、「睡蓮」シリーズをはじめとする、モネの名作絵画が一堂に会する予定だ。 会場:国立西洋美術館 会期:10月5日~2025年2月11日
【11~1月】「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)(三菱一号館美術館)
休館中の三菱一号館美術館は、11月の再開館に合わせて、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カルの二人展を開催。コロナ禍で来日が叶わなかったカルの展覧会が、4年越しに実現する。ロートレック作品からは同館が所蔵するポスター、全32点が一挙に公開。カル作品は代表シリーズ《なぜなら》《あなたは何が見えますか?》を含む約40点が展示される予定だ。 会場:三菱一号館美術館 会期:11月23日~2025年1月26日
【11月~2月】「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて」(アーティゾン美術館)
第5回目を迎えるアーティゾン美術館のジャム・セッション。今回の出展作家は、2024年のヴェネチア・ビエンナーレで日本館に選出された毛利悠子だ。彼女の作品とともに、作家の視点から選ばれた石橋財団コレクションが並べられることで、ここでしか体感できない「微細な音や動きで満たされた静謐でいて有機的な空間」へと誘われるような展示になる予定だ。 会場:アーティゾン美術館 会期:11月2日~2025年2月9日