「常に学びのゴルフ人生でした」"休養宣言"の上田桃子が語ったツアー生活20年と今後について
女優の上戸彩と歌手のAIがロールモデル
また、指導者やコーチ以外の出会いもプロゴルファーとしての上田桃子を成長させた。 CMで共演した女優の上戸彩さんや歌手のAIさんとの出会いが「プロフェッショナル」を意識するきっかけになった。 「上戸さんは年齢に関係なく、気さくに対応してくれて、ずっとああいう人になりたいなと思っていました。歌手のAIさんもそうですけど、こういう人たちが自分の中のプロフェッショナルだと思いました。人間味のあるやさしい人だったので、そこをいつも目指していました」 2人は上田にとって人生のロールモデルとなっている。
常に学びのゴルフ生活
10歳からゴルフを始め、2005年にプロテストに合格。2007年にはライフカードで初優勝を飾り、10月のミズノクラシックでアルバトロスを奪い優勝、同年5勝を挙げて賞金女王に輝いた上田。 ツアー17勝を挙げたツアー生活を振り返ると 「学びしかなかったと思っています。最初は苦労と言う苦労も知らずに、やったら上手くいくなという強い気持ちでやれていたんですけど、アメリカに行って、たくさん失敗も経験して、なかなか思うようにいかない日があったんですけど、それでも上手くなりたいという気持ちがいつもあしました。逃げずに正面から向き合うことで、経験を元に成長できたと思っています。常に学びのゴルフ生活でした」
最後の1戦まで……
残り試合は出場資格がある伊藤園レディスとエリエールレディスの2戦。この2戦のポイント次第では最終戦のリコーカップの出場のチャンスも残っている。 「リコーに出たい」 会見を終えた上田は、アプローチレンジでおよそ2時間、日が暮れるまで辻村コーチとボールを打ち続けた。 ※2024年11月8日6時48分、7時28分一部修正しました
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