サンパウロGPのスプリント予選最速はピアストリ&マクラーレン1-2!ローソンSQ3進出P8、角田裕毅はSQ1敗退18番手|F1
2024年のF1第21戦、サンパウロGPのスプリント予選が現地時間1日行われた。 現地インテルラゴスはFP時点で晴天だったが、スプリント予選の時刻が迫ると曇天となるも、雨は降らずにドライ路面が継続となっている。気温21℃、路面温度42℃となっている。 【動画】「これはどうなんだ!?」角田裕毅、思うようにタイムを伸ばせず18番手でSQ1敗退 今季スプリントフォーマットは、SQ1とSQ2では全車ミディアムでアタック。SQ3ではソフトを装着することになる。 雨粒が落ちてくる可能性もあるため、SQ1スタート直後から各ドライバーはトラックへと出てタイムを出しにいく。 トラック上ではトラフィックによりクリアラップが取れないドライバーがいる中、15番手に入れなかったのはフェルナンド・アロンソ、エステバン・オコン、角田裕毅、ランス・ストロール、チョウ・グァンユだった。角田はセクター2区間、アウトラップ中だったマシンの影響も受け、SQ1止まりとなっている。
続くSQ2では、風が強めになっていることから、早めにタイムを出しにいくドライバーも。トラックエボリューションの影響もあり、SQ1よりタイムがさらに上がっていく。 リアム・ローソン、ニコ・ヒュルケンベルグ、そして今回体調不良で欠場となったケビン・マグヌッセンの代役、オリヴァー・ベアマンの3人はピットに留まり、新品ミディアムで終盤のワンアタックに懸ける状況となった。 このSQ2でトップ10に入れなかったのはルイス・ハミルトン、ヒュルケンベルグ、セルジオ・ペレス、フランコ・コラピント、バルテリ・ボッタスの5人だった。 スプリントレースの上位10グリッドを決めるSQ3ではソフトを装着。コンパウンドの特性、そして8分間しかないため、各車は事実上のワンアタックでグリッド順を決めることになる。 だがここでツーアタックできたオスカー・ピアストリが最後1:08.899までタイムを短縮し、ピアストリがスプリントレースのトップスタートをつかみ取った。2番手はランド・ノリスで、マクラーレン勢が1列目を独占している。 3番手はチャールズ・ルクレール、4番手マックス・フェルスタッペン、5番手カルロス・サインツと、フェラーリ勢の間にフェルスタッペンが入る状況に。 6番手ジョージ・ラッセル、7番手ピエール・ガスリー、8番手ローソンと続き、ノータイムとなったアレクサンダー・アルボンが9番手、トラックリミット違反のベアマンは10番手いうスプリント予選結果となった。