iPhoneの「コピペ」をもっと便利にする、おすすめアプリ2選
私はコピー&ペーストを頻繁にする人間なので、仕事をはかどらせるために、Macではクリップボードマネージャーに頼っています。何かをコピーしたとき、すぐどこかにペーストするのを忘れることがよくあるのです。 iPhoneの「コピペ」をもっと便利にする、おすすめアプリ2選 クリップボードマネージャーがなければ、ほかのものをコピーした瞬間に、前にコピーしたものは永遠に失われます。しかし、クリップボードマネージャーのおかげで、コピーしたものはすべて保存され、クリップボードの履歴から簡単に復活させることができます。 長年、iPhoneにも同じようなアプリがあればいいのにと思っていたところ、賢いアプリ開発者が、同じ機能を提供してくれるすばらしいアプリをつくってくれました。
そもそもなんでiPhoneだとコピー履歴が使えないの?
Macでは、クリップボードマネージャーはバックグラウンドで動作し、コピーしたものをすべて保存します(もちろんパスワードのような機密事項以外)。 iPhoneでは、バッテリーを長持ちさせるために、iOSがアプリのリソースを制限しているので、同じアプリでも同じように動作できません。 アプリがバッググラウンド状態になると、通常は停止するので、これまでのiOSのクリップボードマネージャーは、Macと同じくらい使えるものではありませんでした。 ですが最近、iPhoneのアプリがクリップボードを管理するのにピクチャ・イン・ピクチャモードを含む回避策を使いはじめました。 アプリは、フローティングウィンドウで動作し続け、静止した動画のフレームを生成します。この動画は何もしませんが、クリップボードマネージャーがコピーしたものをすべて管理し、保存できるようになります。 この動画を片側に移動して、画面を遮らないようにできるので、片方の画面に小さな矢印が表示されるだけです。
機密情報をコピーするからこそ、安全か確認を
クリップボードは非常に機密性の高い場所です。 多くの人は、クレジットカード情報、パスワード、銀行口座の情報、そのほかさまざまなものをアプリからコピーしてしまいます。 そして、クリップボードマネージャーを使っているときは、アプリが多くの機密情報にアクセスできるのです。 クリップボードマネージャーが信用できるかを確認するには、開発者が有名であるか、アプリのビジネスモデルはどのようなものか、App Storeでプライバシーラベルがあるかをチェックしましょう。 経験上、クリップボードマネージャーのような機密情報を扱う機能があるアプリで、広告のあるアプリはやめたほうがいいと思います。