iPhoneの「コピペ」をもっと便利にする、おすすめアプリ2選
iPhoneで使えるクリップボードマネージャー2選
今回、iPhoneで常時稼働させられるクリップボードマネージャーを2つ見つけました。「Yoink」(900円)と「PastePal」(無料ダウンロード、15ドルですべての機能が使える)です。 Yoink Mac版の「Yoink」(1,300円)は、作成された保管棚にコピーしたものを入れて、あとでペーストすることができます。何年も前からあり、以前にもおすすめしたこともあります。 iPhone版の「Yoink」は、クリップボードマネージャーの機能だけでなく、コピーしたアイテムを素早くペーストするキーボードもあります。 この機能を使うには、iPhoneで「Yoink」を開き、上部左隅にある「+」ボタンをタップし、「Monitor Clipboard」を選んで、クリップボードを管理する時間を選びます。もう一度「Monitor Clipboard」を選ぶと有効になります。 ピクチャ・イン・ピクチャウィンドウが開いている間は、クリップボードマネージャーは動作します。ウィンドウを閉じれば、「Yoink」はクリップボードの管理をやめます。 PastePal 「PastePal」は、iPhone、iPad、Mac、Apple Vision Proでも使える、専用のクリップボードマネージャーアプリです。1回のアプリ内課金で、すべてのプラットフォームですべての機能のロックが解除されます。 課金する前に、広告のとおりに動作するか、無料の「PastePal」を試して確認することができます。 iPhoneで「PastePal」を開き、右下にある設定のタブに行きます。下にスクロールして、「Background monitor」を有効にし、「X」ボタンの横にあるピクチャ・イン・ピクチャボタンをタップすると、クリップボードマネージャーが起動します。
専用アプリでスムーズなコピー&ペーストを
iOSでは、常に1つしかピクチャ・イン・ピクチャウィンドウを使えないので、一度に使えるクリップボードマネージャーは1つだけです。 一度クリップボードマネージャーを設定したら、複数のものをコピーして、それらすべてをクリップボードマネージャーに保存することができます。 また、アプリがMacのクリップボードとも同期していれば、自分のすべてのAppleデバイスで使える、便利なユニバーサルクリップボードを手に入れることになります(つまり、iPhoneでコピーしたものを、あとでMacからアクセスできる)。 Appleのデバイスには、そもそもユニバーサルクリップボード機能がありますが、このクリップボードマネージャーを使うと、iPhoneのクリップボードがさらに強化され、Appleデバイス全体でさらに便利になります。 Source: App Store(1, 2), Yoink, Apple Support
的野裕子